○設立趣旨
平成18年2月に地域内の企業、南相馬市、原町商工会議所などの連携により、機械金属加工産業の発展と技術力向上、新産業創出を目指し「南相馬機械工業振興協議会」が設立され、その後、平成23年12月に東日本大震災以降の新たな経済成長と雇用創出を実現するため、官民一体となってロボット関連産業の創出を目指し「南相馬ロボット産業協議会」(旧)が発足しました。
このふたつの協議会は、互いに協力して活動を行っておりましたが、より広い分野の技術を有した一つの技術集団として、会員相互にさらなる知識や技術力の向上を図るとともに、互いの技術を活かすことで各々の分野におけるビジネスチャンスを創出し、地域全体の産業の発展をより強力に推進するため、平成28年6月に新生「南相馬ロボット産業協議会」として統合されました。
一方、ロボット関連の技術は、災害対応のみならず他の多くの分野に於いても広く必要とされる重要なものでありますが、技術発展には、機械・金属、エレクトロニクス、IT・通信、デバイス、その他関連産業における、個々の高度で実践的な技術開発と、それらを融合させる必要があることから、産業を支える「ものづくり」に不可欠な要素技術(精密微細加工や特殊素材合成加工など)の、現場レベルでの迅速かつ高度な「擦り合わせ」を行うことが出来る環境を整える必要があるとされております。
本協議会は、主として相双地域に集中した多岐にわたる専門分野の企業を会員にもち、加えて学術機関・行政・経済界との連携により、まさにロボット産業発展の期待に応える環境を整え、地域産業の発展に寄与するため設立いたしました。
南相馬ロボット産業協議会
福島県廃炉・除染ロボット技術研究
福島県廃炉・除染ロボット技術研究会では、廃炉・除染分野への事業参入を検討する県内企業を支援するため、国や関係機関、大学等と連携し、技術セミナーや先進地調査、企業間マッチング等を実施しています。
福島浜通りロボット実証区域
1. 背景
ロボット技術は、生産現場、医療・介護現場、農業・建設・インフラの作業現場などの幅広い分野で活躍できる可能性を有しています。
特に、災害対応やインフラ点検等、主に屋外で使用されるフィールドロボット技術は、その活用が期待される一方、技術的には未だ発展途上であり、ロボット技術の開発・実証・実用化を加速するための拠点(実証フィールド)の必要性が叫ばれています。
こうした中、ロボット技術の活用による新たな産業革命の実現を目指して「ロボット革命実現会議」(平成26 年9 月から平成27 年1 月、計6 回開催)が設置され、そこで議論されたアクションプランが「ロボット新戦略」として取りまとめられました。
この中で、ロボットの開発現場と活用現場の橋渡しとなる実証実験フィールド整備の重要性が指摘され、具体策の一つとして「福島浜通りロボット実証区域」を設置することが盛り込まれました。
この度、福島県及び経済産業省・内閣府が共同で「福島浜通りロボット実証区域」事務局の窓口を正式に福島県に設置するとともに、実証実験を実施するロボット技術の公募を開始いたしましたのでお知らせします。
2.福島浜通りロボット実証区域について
フィールドロボットを中心とした実用化の動きを加速化するため、本事業では、現在、災害対応ロボットやインフラ点検用ロボットの研究開発を行っている企業、大学、研究機関等の事業者に対して、福島県内の橋梁、トンネル、ダム・河川、その他山野等オープンスペースを、実証実験の場として提供します。
山野等屋外のオープンスペースにおいて、災害対応のための飛行ロボットや土砂採取ロボット等の動作検証を実施するエリアや、橋梁・トンネル・ダム・河川など公共インフラを点検するロボットの動作検証を実施する実際の施設等を提供することで、ロボットの研究開発の促進と実用化を支援します。
ロボットテストフィールド・国際産学官共同利用施設
福島県では、物流やインフラ点検、大規模災害などに対応する陸・海・空のロボットを対象として、ロボットの使用が想定される多様な環境を模擬できる大規模な実証フィールドです。実証試験を支援する基本的な環境試験・計測・加工設備や、研究者を支援する長期間滞在設備を備えています。
平成27年度 ロボット導入事業費補助金(福島県)
〇目的
福島県では、「ふくしまロボットバレー」の形成を目指し、県内で製造・市販化された「ロボット」を導入する県内事業所(法人・個人事業者)に対して、その導入費用の一部を補助することにより、県産ロボットの県内現場への導入を促進、「ロボットの地産地消」の実現を図る取組を行います。
〇概要
○補助対象者
・・・県内の事業所で県産ロボットの導入をする法人・個人事業者
○補助対象ロボット
・・・県内の事業所で製造されたロボット (ただし、医療・福祉・介護、農業・林業・水産業分野のロボットは除く)
○補助対象経費
・・・ロボット(機械装置)、附帯的な機器の購入費
○補助率
・・・補助対象経費の3/4以内 (ただし、ロボット機器1台あたり上限50万円)
会津大学ロボットバレー創出推進事業
会津大学では、「会津大学ロボットバレー創出推進事業」を実施し、ロボット研究開発を進めていくこととなりました。この事業は、本学の強みであるICTを活用したロボット開発の技術支援、会津ITバレーとロボットバレーの連携による福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想実現への貢献を目的としています。
この研究開発に当たり、ロボット開発企業である株式会社アイザック(本社:会津若松市)及び株式会社テムザック(本社:福岡県宗像市)と連携協定を締結することとなりました。連携協定締結式は、2015年4月10日(金)に行われました。
会津大学では、この連携協定により、株式会社アイザック、株式会社テムザックとともに、
・ロボットによる産業振興に向けた産学連携による研究・技術開発
・ロボットのハードウェア、制御装置、センサ、ソフトウェア、その他周辺システムの技術開発
・ロボットソフトウェア開発標準に準拠したソフトウェア開発
等に取り組んでいきます。
なお今後、浜通りのロボット開発企業等とも連携・協力協定を締結し、技術支援を行う予定です。
地域イノベーション戦略推進地域「いわて環境と人にやさしい次世代モビリティ開発拠点」
産学官金連携によって、自動車の大きな部分を占める金属・樹脂の塑性加工産業を強化・拡大。 また、大震災の被災地として防災への大きなニーズや、高齢化率の進む地域として高齢化のニーズなどをICT商品化し、 震災復興に貢献し、この地をイノベーティブな次世代モビリティーの開発拠点にしていきます。 自動車部品が世界的規模でモジュール化されていく国際競争の時代においても、競争力のある地域をめざします。
楢葉遠隔技術開発センター(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)
日本原子力研究開発機構の楢葉遠隔技術開発センターは、東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所の廃止措置推進のために遠隔操作機器(ロボット等)の開発・実証試験を行う施設です。本施設は、平成27年9月より一部運用、平成28年4月から本格運用を開始しました。
楢葉遠隔技術開発センターは、作業者訓練を行うための最新のバーチャルリアリティシステムを備えた研究管理棟と、原子炉の廃止措置技術の実証試験や遠隔操作機器の開発実証試験を行うための試験棟から構成されます。
この施設では、遠隔技術に関する幅広い専門分野の研究者や技術者が集まり、その研究開発を効率的かつ有効的に進め、さらに、情報発信も行う遠隔技術開発の拠点として運営していく予定です。
災害対応等ロボットの導入補助(福島県)
1.補助の概要
福島県では、ロボット関連産業の集積に向け、県内企業のロボット関連産業への参入意欲を高めるため、災害対応ロボットや廃炉・除染ロボット、インフラ点検ロボット、無人航空機、重量物を運ぶための装着型ロボット、教育ロボットについて、その導入費の一部を補助します。
2.募集期間
平成28年7月29日(金曜日)~平成29年1月31日(火曜日)
審査と採択は応募受付順に行いますので、予算上限に達した場合は、募集期間内であっても、申請を締め切る場合があります。その際は、ホームページ等で公表します。
3.対象となる者
県内外の法人(公共機関も含みます)、個人事業主(農業林業漁業に従事する者に限ります)
4.対象となるロボット
以下の(1)~(3)のすべてを満たすロボットが対象となります。
(1)県内で製造または開発されたロボット
※ ここでいう「製造」とは、県内で最終的な組み立てが行われていること(当該工程が軽微なものである場合を除く)を指します。
※ ここでいう「開発」とは、県内に本社及び当該ロボットの主要開発拠点を有していることを指します。
(2)県内での活用を目的としたロボット
(3)種類:災害対応ロボット、廃炉・除染ロボット、インフラ点検ロボット、無人航空機、重量物を運ぶための装着型ロボッ ト、教育ロボット
※ 福島県保健福祉部「介護支援ロボット導入モデル事業」及び「医療施設用ロボット導入モデル事業」、福島県農林水産部「農作業支援ロボット開発促進事業(アシストスーツ)」の対象であるロボットについて、これらの事業と同目的で活用する場合は、補助対象とはなりません。
5.対象となる経費
機械装置費(災害対応等ロボット、附帯的機器の購入に要する経費)
※ 附帯的機器には、ロボットを起動するため不可欠な機器(エアコンプレッサー、コントローラー等)の購入の費用を含む。
ただし、メーカー推奨機器等、ロボットと一括購入する場合に限る。
6.補助額・補助率
(1) 補助限度額
1,500万円
ただし、同一ロボットに関する補助額は、合計1,500万円までとします。
(2) 補助率
2分の1以内
7.選定の方法
以下の点について審査の上、交付決定します。
(1) 補助事業の内容が、事業の目的や補助の要件に合致していること
(2) 補助事業の全体計画が適切であり、その実行性や継続性が確認できること
(3) 補助事業に要する経費(機器等の購入費、その他導入に係る費用)が妥当であること
(4) ロボットの製造者または開発者への現地調査などを通じて、対象のロボットが県内で製造または開発されたと確認できること
ロボット関連産業基盤強化事業(福島県)
1.事業の目的
福島県では、東日本大震災からの復興を促進することを目的とし、ロボット関連産業の集積を目指し、県内企業のロボット産業への参入を促進するため、ロボットの要素技術の開発や実証を行う事業者に対して必要経費を補助します。
2.事業の概要
(1)対象となる事業者
福島県内に以下のいずれかの所在がある企業が対象となります。
・本社、試験・評価センター/研究開発拠点、研究成果を用いた生産拠点
(2)対象となる事業
以下のいずれかの事業が対象となります。
・ロボットの要素技術(※)の開発や実証試験等
・要素技術(※)を組み合わせたロボット開発
※要素技術の区分: 「センサ」「知能・制御系」「駆動・構造系」「その他」
(3)補助額(率)
・補助対象事業費の上限 1,000万円
・補助率 中小企業 4分の3
大企業 3分の2
物流・インフラ点検・災害対応 ロボットシンポジウム in 福島
本シンポジウムでは、物流、インフラ点検、災害対応などで活躍が期待される無人航空機、水中点検ロボット、陸上ロボットの実用化に向け、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が取り組んできたロボット性能評価手法の研究成果や、その活用が見込まれる福島ロボットテストフィールドについて講演を行います。
さらに会場では、研究開発の内容を紹介するパネルや各種ロボットの実機などを展示予定です。
【開催概要】
○日時:平成30年2月6日(火) 13:30〜17:40(開場13:00~)
○会場:ブライダル&ホテル ラフィーヌ(リベルテ&プレジール)
(〒975-0004 福島県南相馬市原町区旭町2-29)
第2回会津大学ロボットシンポジウム
会津大学では、福島県の補助事業「産学ロボット技術開発支援事業費補助金」の採択を受けて、2015年度より3年間、福島県内外の企業や研究機関と連携して、災害対応ロボットの研究開発に取り組んでいます。
前回の第1回シンポジウムでは初年度の成果について発表させていただきましたが、今回は、2年目である2016年度のプロジェクト成果を発表します。
山形大学 次世代ロボットデザインセンター
少子高齢化が進むなか,安全で安心して暮らしていける社会を実現するためにロボットテクノロジー(RT)に対する期待が高まっています.また,ロボットテクノロジーを学びたいという学生の要望も強くなってきています.山形大学でも10名以上の教員が,活発にロボットテクノロジーに関連する研究・教育を行っています.そこで,本学理工学研究科では機械システム工学専攻を中心に次世代ロボットデザインセンターを立ち上げました.本センターは,未来ロボットをデザインし革新的な次世代ロボットテクノロジーを創出するための研究・開発の拠点となることを目指しています.また,次世代を担うロボット系エンジニアの育成のために,先端ロボットテクノロジーに関する教育を支援していきます.
福島ロボットテストフィールド
物流やインフラ点検、大規模災害などに対応する陸・海・空のロボットの一大拠点として、福島県南相馬市・浪江町に「ロボットテストフィールド」を整備しています。
平成28年4月20日、福島県は、国と県が共同で進めている福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想のうち、ロボット産業の拠点施設である「ロボットテストフィールド」と「国際産学官共同利用施設」を南相馬市原町区上渋佐・下渋佐・萱浜地内の復興工業団地に設置することを決定しました。
ロボットテストフィールド等は、陸・海・空のロボットの国内開発拠点であり、平成28年度内の着工を目指し、平成29年度までの2年間で、国が補助金約135億円を投じ、福島県が整備を進めるものです。
ロボット産業は、今後の成長が期待されている新産業分野です。国及び福島県は、ロボットテストフィールド等を活用したロボット産業の発展を期待しています(※)。ロボットテストフィールドでは、今後、災害対応、インフラ点検、物流等で活躍が期待できる無人航空機や災害対応ロボット等を中心に実際に飛行試験等を行うとともに、ロボットの性能が評価できるような設備の整備が検討されています。
(※)国の研究会の報告書「ロボットテストフィールド・国際産学官共同利用施設(ロボット)活用検討委員会 中間整理
平成28年3月」によると、例えば、ドローン等の無人航空機を活用したサービス及び機体販売の国内の市場規模は、
30億円(平成27年)から1,000億円(平成42年)に成長すると推計されています。
福島県は、「イノベーション・コースト構想」の推進により、ロボットテストフィールドや楢葉町に整備されているモックアップ施設等を中心として、福島県浜通り地域にロボット産業を集積させ、ロボット産業を福島県の主要産業に成長させていく方針です。ロボットテストフィールド等が立地するメリットを最大限に活用し、南相馬市としては、ロボット関連企業の誘致について、国、県と連携し、積極的に取り組む考えであります。また、来訪者が増えることによる効果を地元経済へ波及させることも重要であり、商店等と連携して魅力あるまちづくりに努め、さらなる交流拡大や人材の確保に結びつける考えであります。
少年少女ロボットセミナーin相馬 2016
本セミナーは、子どもたちにモノづくりの楽しさを体験していただき、ロボットのメカニズムを通して工学の基礎知識を学習し、創造性を養うことを目的としています。
ロボットについて学習後、指導員の支援を得ながら芝浦工業大学オリジナルロボットづくりに挑戦します。次に、標準ロボットをデザインして世界で唯一のマイロボットを作り、デザインコンテスト、協議会を楽しみます。
ロボットフェスタふくしま2016
先端のロボットや福島県内で開発を進めている各種ロボットの展示や航空宇宙分野の展示、体感経験を通して、子供たちが夢や希望を育むことのできるイベントを同時開催。
《同時開催》 航空宇宙フェスタふくしま2016
第34回日本ロボット学会学術講演会
第34回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2016)は,2016年9月7日(水)~9日(金)に山形大学(山形県山形市)で開催されます。本講演では、新たなる社会基盤としてのロボット技術から、学術的可能性を探求するロボットサイエンスに至るまで、幅広い分野の講演を募集しています。
ロボットテストフィールドシンポジウム
福島県がロボットテストフィールド及び国際産学官共同利用施設(ロボット)を、南相馬市(一部、浪江町)に設置する方向で検討を進めることを決定したことに伴い、福島県浜通り地域にロボット産業を集積することに向けたキックオフイベントとして、シンポジウムを開催します。
〇主催:
福島県、南相馬市、浪江町
〇協力:
経済産業省、福島相双復興官民合同チーム、南相馬市ロボット産業協議会、福島県立テクノアカデミー浜、
鹿島商工会、小高商工会、原町商工会議所、浪江町商工会
第10回 伊達泰宗杯こどもロボコン大会
〇大会期日:2017年3月25日(土) 11:00集合(昼食各自持参)
〇大会タイムテーブル:
午後1時~ 開会式
・記念写真
競技
午後4時~ 表彰式・修了式
・伊達泰宗特別顧問ご祝辞
午後5時 閉会
〇使用機材:
梵天丸(自動車型ロボット)/Robovie-I・Robovie-X(二足歩行ロボット)
〇会場:
東北大学カタールサイエンスキャンパス・カタールホール
(仙台市青葉区荒巻字青葉6-6)
第1回 会津大学ロボットシンポジウム
会津大学では、福島県の補助事業「ロボット技術開発支援事業費補助金」の採択を受けて、平成27年度より3年間、県内外の企業や研究機関等と連携して、災害対応ロボット等の研究開発(会津大学ロボットバレー創出推進事業)に取り組んでいます。
我が国最大のICT専門の大学として、本学の強みを活かしたロボット開発の技術支援を行うことにより、東日本大震災・原子力災害からの福島県の復興・再生に寄与することを目的としており、本学が開学してから最大規模の産学連携プロジェクトに位置付けられます。
今回、その1年目であった平成27年度のプロジェクト成果を発表させていただきます。
ロボティクス・メカトロニクス講演会2017 in Fukushima
〇テーマ:「再生と飛躍を導くロボティクス・メカトロニクス」
〇開催日:2017年5月10日(水)〜13日(土)
〇会場:ビッグパレットふくしま
〒963-0115 福島県郡山市南2丁目52
〇開催趣旨
本講演会はロボティクス・メカトロニクスに関する国内で最もメジャーな講演会で、1988年からスタートし2017年で第29回を迎えます。我が国のロボティクス・メカトロニクスに関する学術研究を牽引する重要な講演会となっています。講演はすべてポスター形式で行われ、十分な議論と交流の時間を確保しているのが大きな特徴です。本講演会は、先進的な研究成果の発表の場であると同時に、産学官の意見交換・交流の場を提供する大きな役割を担っています。
今回は「再生と飛躍を導くロボティクス・メカトロニクス」をメインテーマに開催します。全件ポスター講演での発表としている特徴を活かし、ロボティクスおよびメカトロニクスの基礎、理論、応用技術などに関する最先端の研究と技術について、発表者と密な討論ができます。
〇発表形式:全件ポスター講演
耐災害ICT研究シンポジウム2017
〇テーマ:
『耐災害ICT×ロボティクス×コネクテッドカーで減災・防災への新たな展開』
〇概要:
東日本大震災発生時、情報通信ネットワークに障害が発生し、被害状況の把握や復旧活動を妨げる要因となったことを教訓として、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、仙台市に耐災害ICT研究センターを設置し、産学官の関係者が参加する耐災害ICT研究協議会とともに、情報通信ネットワークの耐災害性強化に向けた研究開発やその成果の社会展開に向けた活動を進めてまいりました。
今般、東日本大震災から6年、そして耐災害ICTセンターの設立から5年目という節目を迎えるにあたり、「耐災害ICT研究×ロボティクス×コネクテッドカーで減災・防災への新たな展開」と題し、新たな技術領域とのコラボレーションによる耐災害ICT研究の展開の方向性やその社会展開に関する討論を行い、耐災害ICT研究による災害に強い社会の実現に貢献してまいります。
若年者ものづくり競技大会-ロボットソフト組み込み-
若年者のものづくり技能に対する意識を高め、若年者を一人前の技能労働者に育成していくためには、技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場が必要である。このため、職業能力開発施設、工業高等学校等において、原則として、技能を習得中の企業等に就業していない20歳以下の若年者を対象に「若年者ものづくり競技大会」を開催し、これら若年者に目標を付与し、技能を向上させることにより若年者の就業促進を図り、併せて若年技能者の裾野の拡大を図ることを目的とする。
第23回次世代ロボットデザインセンター講演会
【日時】 2016年1月27日(水) 15:00~16:00【終了しました】
【場所】 山形大学工学部 4号館2階 4-211教室
(山形県米沢市城南4-3-16)
【共同主催】 山形大学・次世代ロボットデザインセンター
精密工学会東北支部
第7回山形大学 学生ロボティクス・メカトロニクスコンテスト
趣味や授業等で作ったロボットやメカトロニクス機器を、コンテストに参加させてみませんか?
ロボットやメカトロニクス機器のフリースタイルのコンテストで、競技種目は限定していません。
審査委員と観客の前で実演して頂き(※2)、審査委員の評価点で順位が決まります。
※2)製作物が大きくて会場に運べない場合は、録画ビデオ上映や skype 等によるビデオ中継で代替できる場合もあります。詳しくはお問い合わせ下さい。
青森県・げんねんジュニアロボットコンテスト
小・中学生を対象に、自作ロボットによる競技会を通じて科学する心の育成を図るとともに、広く県民の皆さまに対し、科学技術への興味・関心を一層高めていただくことを目的として2000年から「青森県・げんねんジュニアロボットコンテスト」を開催しております。
岩手大学ロボットコンテスト
小中学生の理工系離れやもの作り離れや大学の市民公開が叫ばれるなか、岩手大学では市民のみなさまに「ものづくり」への興味を持っていただくため、大学祭「不来方祭」開催中に、小学生を対象とした岩手大学ロボットコンテストを開催します。