情報ロボット関連事業

広島大学とダイヤ工業が無電力供給型身体機能増強スーツを共同開発

概要

 広島大学大学院工学研究院の栗田雄一准教授は、ダイヤ工業株式会社と共同で研究を行い、無電力供給型身体機能増強スーツ:Unplugged Powered Suitを開発しました。
 本装置は、ダイヤ工業株式会社が新しく開発した低圧駆動型の空気圧人工筋を搭載することで、歩行時の地面反力を活用し、ポンプで圧縮した空気を使って、身体運動支援力の生成が可能です。これにより、重くてかさばるコンプレッサやタンクを一切使わない空気圧人工筋駆動によるアクティブアシストスーツを世界で初めて開発しました。

主催団体

広島大学、ダイヤ工業株式会社

お問い合わせ先

部署 広島大学大学院工学研究院 電気電子システム数理部門
役職
担当者名
電話番号 082-424-7678
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介護ロボット開発加速化事業

 介護ロボット等の開発・普及について、開発企業と介護現場の協議を通じ着想段階から現場のニーズを開発内容に反映、開発中の試作機へのアドバイス、開発された機器を用いた効果的な介護技術の構築など、各段階で必要な支援を行うことにより、加速化を図るため、平成28年度当初予算(案)に計上している。 (ア)ニーズ・シーズ連携協調のための協議会の設置  開発前の着想段階から介護ロボットの開発の方向性について開発企業と介護現場が協議し、介護現場のニーズを反映した開発の提案内容を取りまとめる協議会を設置する。協議会は、開発企業、介護現場、福祉機器等に精通した専門家で構成することを予定している。 (イ)介護ロボットを活用した介護技術開発支援モデル事業  介護ロボットの導入を推進するためには、使用方法の熟知や施設全体の介護業務の中で効果的な活用方法を構築する視点が重要である。そのため、介護ロボットを活用した介護技術の開発までを支援するモデル事業を実施することとし、平成27年度補正予算(案)および平成28年度当初予算(案)に計上している。  当該モデル事業は、開発企業や介護現場、福祉機器に精通した専門家等で構成される民間団体等に公募により委託し、導入から実証まで総合的に支援する予定である。平成27年度補正予算(案)においては、既に製品化された介護ロボットであって、業務負担の軽減等が期待できる移乗支援や見守り支援分野の介護ロボットを対象に、全国10カ所程度で実施することを予定している。また、平成28年度当初予算(案)においては全国5か所程度で実施することを予定している。(*対象機器については、今後検討) (ウ)福祉用具・介護ロボット実用化支援事業  介護現場のニーズに適した実用性の高い介護ロボットの開発が促進されるよう、開発中の試作機器について介護現場での実証、成果の普及啓発等を行い、介護ロボットの実用化を促す環境を整備する。

最終更新日:2016年3月27日