情報ロボット関連イベント


概要
〇テーマ:
「デジタルヒューマンを組み込もう!— 現場を実験室化する組み込み型デジタルヒューマン —」
〇概要:
産業技術総合研究所「デジタルヒューマン工学研究センター」は,2015年4月「人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ (DHRG)」として再出発しました. DHRGとして2回目の開催となる第16回デジタルヒューマン・ワークショップ&オープンハウスでは「デジタルヒューマンを組み込もう!」をテーマにミニ講演会,体験型ワークショップ,そしてオープンハウスを行います. 実験室で得られた質の高いデータに基づくデジタルヒューマンモデル・データベースを製品や環境に組み込むことで,生活現場での心理・感覚・行動の計測を実現し,適切な介入を行うことで生活をエンハンスする,という我々の目標をワークショップのテーマに掲げました.
ミニ講演会と体験型ワークショップでは,デジタルヒューマンモデル・データベースの概要を紹介するとともに,これらとIoTセンサをつなげることで現場での運動計測を実現した事例を紹介します. また,オープンハウスでは,研究者と個別にディスカッションすることで,デジタルヒューマンの最前線をより深く理解していただくことができます. ユーザの心理・感覚・行動を情報として取り扱うための計測技術,そしてそれらを変容させるための介入技術は,情報と生活のインタフェースとなるデジタルヒューマンの要です. ワークショップを通じてこれらの技術を実際に体験していただき,デジタルヒューマンとその応用について議論できることを楽しみにしています.
デジタルヒューマン研究グループ 研究グループ長・多田充徳
「デジタルヒューマンを組み込もう!— 現場を実験室化する組み込み型デジタルヒューマン —」
〇概要:
産業技術総合研究所「デジタルヒューマン工学研究センター」は,2015年4月「人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ (DHRG)」として再出発しました. DHRGとして2回目の開催となる第16回デジタルヒューマン・ワークショップ&オープンハウスでは「デジタルヒューマンを組み込もう!」をテーマにミニ講演会,体験型ワークショップ,そしてオープンハウスを行います. 実験室で得られた質の高いデータに基づくデジタルヒューマンモデル・データベースを製品や環境に組み込むことで,生活現場での心理・感覚・行動の計測を実現し,適切な介入を行うことで生活をエンハンスする,という我々の目標をワークショップのテーマに掲げました.
ミニ講演会と体験型ワークショップでは,デジタルヒューマンモデル・データベースの概要を紹介するとともに,これらとIoTセンサをつなげることで現場での運動計測を実現した事例を紹介します. また,オープンハウスでは,研究者と個別にディスカッションすることで,デジタルヒューマンの最前線をより深く理解していただくことができます. ユーザの心理・感覚・行動を情報として取り扱うための計測技術,そしてそれらを変容させるための介入技術は,情報と生活のインタフェースとなるデジタルヒューマンの要です. ワークショップを通じてこれらの技術を実際に体験していただき,デジタルヒューマンとその応用について議論できることを楽しみにしています.
デジタルヒューマン研究グループ 研究グループ長・多田充徳
詳細
〇日時:2017年3月7日(火) 13:00~18:00
第1部:13:00~ 受付開始,13:30~ ミニ講演会/体験型ワークショップ(定員制)
第2部:15:30~ 受付開始,15:45~ オープンハウス
〇場所:産業技術総合研究所 臨海副都心センター 本館3階・4階 (産総研臨海副都心センター交通案内のページヘ)
〇参加費:無料
〇主催:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ(DHRG)
〇講演概要:
以下の内容の講演を予定しています.講演時間・概要については後日掲載します.
多田充徳(デジタルヒューマン研究グループ長)
「現場を実験室化する組み込み型デジタルヒューマン」
宮田なつき(デジタルヒューマン研究グループ 主任研究員)
「Wrap & Sense:現場での持ち方計測システム」
小林吉之(デジタルヒューマン研究グループ 主任研究員)
「実験室での計測と,現場での計測: AIST身体運動データベース,その活用と今後」
中嶋香奈子(デジタルヒューマン研究グループ 研究員)
「日常生活中の歩行機能評価とIoT技術を用いた応用展開」
〇体験型ワークショップの概要
〔WS1: 体験: 人体の寸法や形状を測る・比べる〕
概要:
対象者:人体寸法を測る必要がある方.測ってみたい方.計測用着衣になったり測られたりすることに抵抗のない方
募集人数:10名(男女問わず)
所要時間:2時間
用意するもの:特になし.着替えやすい服装(更衣室あります).女性はぬぎやすい靴下で
内容:
人体の寸法や形状には大きな個人差があり,工業製品の設計や,日常的には衣服のサイズ選びなどに利用されています.
人体寸法・形状の計測法や品質管理の方法は,国際的に標準化されています. 標準化された方法を使い,実際に
人体寸法を測ったり測られたり,自分が個人差の範囲の中のどのへんにいるのかを調べたり,という体験ができます.
専用の道具を使った手計測と,全身および足部の3D形状スキャナでの計測を予定しています.
特記事項:
計測用着衣はスポーツ用のタンクトップとひざ上丈スパッツです.計測点の位置は化粧用アイライナーでマークをつけ,
終了時にすべて拭いて落とします. 男性は男性同士,女性は女性同士で測り合います.
全身の3D形状計測は時間の都合上1名のみとなります. 希望される方はワークショップへの申込み完了を確認した後,
以下のメールアドレスに<全身形状計測希望>の旨をご連絡下さい.
dh-sympo2017-ml@aist.go.jp
複数名のご希望を頂いた場合は,抽選で決定いたします. こちらは専用の着衣(下着に近い形)に着替えて頂きますので,
ご了承いただきますようお願いいたします.
〔WS2: MoCapデータの計測体験〕
概要:産総研DHRGで行なっているVICONを用いたヒト身体運動解析のお作法(やっていいこと,わるいこと)を紹介します.
対象:三次元動作解析の初見者
募集人数:20名
所要時間:2時間
用意するもの:特になし
内容
・産総研DHRGで行なっている身体運動計測の概要を学ぶ
・倫理審査や実験同意書の必要性,被験者動員の方法と注意点・事故対応策
・着替え場所の確保と服装,マーカ付け時の注意点
・運動計測時のお作法(やっていいこと,わるいこと,意外と大事なこと)を紹介
・質問タイム: 参加者からの疑問に(可能な限り)お答えします
・★被験者は産総研が用意いたします
〔WS3: Motion-dress-up Mirror (リアルタイム運動解析)を体験〕
概要:ヒトの運動の定量化は医療やリハビリ,スポーツ科学のみでなく,製品設計等にも利用されています.しかし従来の
運動計測・解析はシステムのセットアップ,被験者へのマーカ装着,計測,ラベリング等後処理と非常に時間がかかって
いました.現在我々はこのプロセスをリアルタイムで行うシステム Motion-dress-up Mirrorを開発しています.
実際にシステムをセットアップから運動の可視化までを説明,実際に行っていただくことで,ヒトの運動のリアルタイムでの
定量化を体験していただきます.
対象:運動計測・解析を行う必要のある方,行ってみたい方
募集人数:10名 (男女問わず)
所要時間:2時間
用意するもの:特になし
実際に運動を計測されたい方(複数名)はモーションキャプチャ用スーツを着衣の上から着ていただきますので,
薄手の服になれるよう重ね着で来ていただけるようお願いいたします.
内容:
・Motion-dress-up Mirrorの説明
・モーションキャプチャシステム(Optitrack)のセットアップ
・運動計測の準備(モーションキャプチャ用スーツの装着)
・モーションキャプチャソフトウェア(Motive)による運動計測
・DhaibaWorksによる運動学計算,可視化
・デジタルヒューマンモデルを用いた運動力学解析の説明(時間があれば)
〔WS4: 生活機能変化者対応型社会構築のための生活デザインワークショップ〕
概要:私達は,自分自身の様々な能力,家族やコミュニティの仲間の力,製品や環境などのテクノロジーの力,
社会サービスの力,といった様々なリソースを組み合わせて,役割を果たしたり,楽しんだり,といった社会参加を
しながら日常生活を送っています. これらのリソースが使えなくなったり,新たなリソースが増えたり,リソースの
形態が従来とは異なったり,役割が変化することによって,生活機能の変化が起きます. 生活機能の変化が
起きた場合,変化したリソースの組み合わせをデザインし直したり,新たな役割に対して利用可能なリソースを
デザインする,ということを行っています. しかしながら,このような生活デザインの方法論は確立しておらず,
それを支援する仕組みも不十分な状況です。
このワークショップでは,生活デザインの考えを紹介し,生活デザインが特に必要とされている高齢者に関して,
生活調査データや様々なデータから日常生活で起きる問題について共有し,生活をデザインしなおす新たな
サービスや仕組みについてグループワークを行います.
対象:誰でも(専門知識は不要,学生も歓迎)
募集人数:25名
所要時間:3時間
用意するもの:特になし
内容:
・生活デザインの考え方,高齢者の生活に関する問題の紹介
・グループワーク
・グループごとに発表
・まとめ
第1部:13:00~ 受付開始,13:30~ ミニ講演会/体験型ワークショップ(定員制)
第2部:15:30~ 受付開始,15:45~ オープンハウス
〇場所:産業技術総合研究所 臨海副都心センター 本館3階・4階 (産総研臨海副都心センター交通案内のページヘ)
〇参加費:無料
〇主催:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ(DHRG)
〇講演概要:
以下の内容の講演を予定しています.講演時間・概要については後日掲載します.
多田充徳(デジタルヒューマン研究グループ長)
「現場を実験室化する組み込み型デジタルヒューマン」
宮田なつき(デジタルヒューマン研究グループ 主任研究員)
「Wrap & Sense:現場での持ち方計測システム」
小林吉之(デジタルヒューマン研究グループ 主任研究員)
「実験室での計測と,現場での計測: AIST身体運動データベース,その活用と今後」
中嶋香奈子(デジタルヒューマン研究グループ 研究員)
「日常生活中の歩行機能評価とIoT技術を用いた応用展開」
〇体験型ワークショップの概要
〔WS1: 体験: 人体の寸法や形状を測る・比べる〕
概要:
対象者:人体寸法を測る必要がある方.測ってみたい方.計測用着衣になったり測られたりすることに抵抗のない方
募集人数:10名(男女問わず)
所要時間:2時間
用意するもの:特になし.着替えやすい服装(更衣室あります).女性はぬぎやすい靴下で
内容:
人体の寸法や形状には大きな個人差があり,工業製品の設計や,日常的には衣服のサイズ選びなどに利用されています.
人体寸法・形状の計測法や品質管理の方法は,国際的に標準化されています. 標準化された方法を使い,実際に
人体寸法を測ったり測られたり,自分が個人差の範囲の中のどのへんにいるのかを調べたり,という体験ができます.
専用の道具を使った手計測と,全身および足部の3D形状スキャナでの計測を予定しています.
特記事項:
計測用着衣はスポーツ用のタンクトップとひざ上丈スパッツです.計測点の位置は化粧用アイライナーでマークをつけ,
終了時にすべて拭いて落とします. 男性は男性同士,女性は女性同士で測り合います.
全身の3D形状計測は時間の都合上1名のみとなります. 希望される方はワークショップへの申込み完了を確認した後,
以下のメールアドレスに<全身形状計測希望>の旨をご連絡下さい.
dh-sympo2017-ml@aist.go.jp
複数名のご希望を頂いた場合は,抽選で決定いたします. こちらは専用の着衣(下着に近い形)に着替えて頂きますので,
ご了承いただきますようお願いいたします.
〔WS2: MoCapデータの計測体験〕
概要:産総研DHRGで行なっているVICONを用いたヒト身体運動解析のお作法(やっていいこと,わるいこと)を紹介します.
対象:三次元動作解析の初見者
募集人数:20名
所要時間:2時間
用意するもの:特になし
内容
・産総研DHRGで行なっている身体運動計測の概要を学ぶ
・倫理審査や実験同意書の必要性,被験者動員の方法と注意点・事故対応策
・着替え場所の確保と服装,マーカ付け時の注意点
・運動計測時のお作法(やっていいこと,わるいこと,意外と大事なこと)を紹介
・質問タイム: 参加者からの疑問に(可能な限り)お答えします
・★被験者は産総研が用意いたします
〔WS3: Motion-dress-up Mirror (リアルタイム運動解析)を体験〕
概要:ヒトの運動の定量化は医療やリハビリ,スポーツ科学のみでなく,製品設計等にも利用されています.しかし従来の
運動計測・解析はシステムのセットアップ,被験者へのマーカ装着,計測,ラベリング等後処理と非常に時間がかかって
いました.現在我々はこのプロセスをリアルタイムで行うシステム Motion-dress-up Mirrorを開発しています.
実際にシステムをセットアップから運動の可視化までを説明,実際に行っていただくことで,ヒトの運動のリアルタイムでの
定量化を体験していただきます.
対象:運動計測・解析を行う必要のある方,行ってみたい方
募集人数:10名 (男女問わず)
所要時間:2時間
用意するもの:特になし
実際に運動を計測されたい方(複数名)はモーションキャプチャ用スーツを着衣の上から着ていただきますので,
薄手の服になれるよう重ね着で来ていただけるようお願いいたします.
内容:
・Motion-dress-up Mirrorの説明
・モーションキャプチャシステム(Optitrack)のセットアップ
・運動計測の準備(モーションキャプチャ用スーツの装着)
・モーションキャプチャソフトウェア(Motive)による運動計測
・DhaibaWorksによる運動学計算,可視化
・デジタルヒューマンモデルを用いた運動力学解析の説明(時間があれば)
〔WS4: 生活機能変化者対応型社会構築のための生活デザインワークショップ〕
概要:私達は,自分自身の様々な能力,家族やコミュニティの仲間の力,製品や環境などのテクノロジーの力,
社会サービスの力,といった様々なリソースを組み合わせて,役割を果たしたり,楽しんだり,といった社会参加を
しながら日常生活を送っています. これらのリソースが使えなくなったり,新たなリソースが増えたり,リソースの
形態が従来とは異なったり,役割が変化することによって,生活機能の変化が起きます. 生活機能の変化が
起きた場合,変化したリソースの組み合わせをデザインし直したり,新たな役割に対して利用可能なリソースを
デザインする,ということを行っています. しかしながら,このような生活デザインの方法論は確立しておらず,
それを支援する仕組みも不十分な状況です。
このワークショップでは,生活デザインの考えを紹介し,生活デザインが特に必要とされている高齢者に関して,
生活調査データや様々なデータから日常生活で起きる問題について共有し,生活をデザインしなおす新たな
サービスや仕組みについてグループワークを行います.
対象:誰でも(専門知識は不要,学生も歓迎)
募集人数:25名
所要時間:3時間
用意するもの:特になし
内容:
・生活デザインの考え方,高齢者の生活に関する問題の紹介
・グループワーク
・グループごとに発表
・まとめ
主催団体
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 デジタルヒューマン研究グループ(DHRG)
イベント情報
開催場所 | 産業技術総合研究所 臨海副都心センター |
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開催日 | 2017年03月07日 |
お問い合わせ先
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